サイコパスが跋扈するロンドンでテクノロジーを駆使して暴れる快感 / Watch dogs legion レビュー

近未来のロンドンで連続爆破事件が発生。多くの市民が犠牲となった。事件の犯人とされたのは、ハッカー集団デッドセック。そんなデッドセックメンバーの一員となり、新たな仲間を募りつつ、ロンドンの秩序と自由の獲得に向けて権力に立ち向かっていくお話。

前作を気になりながらもスルーしていたWatch dogsシリーズ。RTX3080購入でプレイ権がついてきたので、新しい世代を体感すべく遊んでみることにした。グラフィックがすごそうだなということくらいしか知らずにプレイを開始。舞台がロンドンというのはインストールしてから気付いた。

ハッキングが異常発達した未来都市ロンドン

まずもって驚いたのは、緻密なグラフィックで描かれた、街の再現度とそこかしこに飛び交うドローン達。そして手にしたスマホでとにかくなんでもハックできる。動いている全ての人にカーソルがあわせられるし、個人情報が設定されているのもすごい。ドローンの操縦や、街中の監視カメラへのアクセスも自由自在。貨物用ドローンには人も乗れて空が飛べるのには未来を感じた。

冒頭で紹介した物語は、全然期待してなかったけれど、案外悪くなかった。

頭のおかしな輩からロンドンを取り戻すという分かりやすい勧善懲悪のストーリーがよかったのかもしれない。出てくる敵がどいつもこいつもどうしようもないクソ野郎たちで、彼らを欺きながら秩序を回復していくのは気分がよかった。(どのくらいヤバい奴らかは是非プレイして確認してみてほしい)

苦手な隠密行動もハッキングなら楽しい

基本は隠密行動なのでスニーキング系全般に苦手意識はあったけれど、何度かミッションをこなしていくと、パターンが分かってくる。(イージー難易度にも助けられたけど)

現場の状況観察→自分の装備・スキル確認→仕掛けられるきっかけ探し→任務遂行。といった具合。

ハックできるオブジェクトを探し、なるべく人を動かさないようにミッションを進行する。ミッションの現場についたら、監視カメラを探し、エリア内の状況を把握。ロックされたドアのキーをダウンロードさせてくれる敵や、罠の設置が可能なオブジェクトに目星をつけ攻略のアウトラインを作っていく。

当然計画どおりにいかず、途中からゴリ押し(銃火器乱射しながら逃走)なんていうこともしばしばあったけれど、一人も敵を殺めずにミッションコンプリートするのは快感だった。

RTX3080でもFPSが不安定

全体的にゲームは面白かったけれど、快適にプレイできたかと言われると、必ずしもそうではなかった。せっかく高性能なグラフィックボードを導入したので、4Kの品質高めの設定(レイトレーシングもオン)でプレイしていたが、、まあ、とにかくFPSが落ちまくる。調子がよくて50程度で、スピードの早い乗り物で移動すると30を切ることもしばしば。FPSが落ちた状態の高速移動は非常に操作が難しく、激突して路面に投げ出されることも。そして落ちたFPSは設定を変えてもなかなか戻せなくてもやもやした。結局FPSが下がるのは仕様。と諦めて最後までプレイした。

PS5で4K60FPSが安定するなら是非みてみたい。

それでも、各プラットフォーム向けに継続的にパッチはあたっており、来月(2021年1月?)以降、「ハイエンドGPUで一貫した60FPSという目標を達成するための取り組みを行っています。」という記載もあるので、もうしばらく様子を見てからプレイしてもよいかもしれない。

patch 2.3
https://forums.ubisoft.com/showthread.php/2299330-TU-2-30-Patch-Notes

patch 2.2
https://forums.ubisoft.com/showthread.php/2297075-Patch-Notes-TU2-20

進化は確実に

4年前、GTAVをPS4でプレイした時は、生きた街を縦横無尽に駆け回ることに感動したが、その感動を程よくアップデートしてくれた作品だった。GTAVほどなんでもできる訳ではないけれど、描き込みの進化は十分に感じることができた。オンラインモードの実装は2021年以降に延期されたが、アップデートされたらまた遊んでみようと思う。