次元の狭間オメガ零式振り返り。

FFXIVを始めて4年。初めて零式コンテンツをシリーズクリアした。(全編メインジョブである召喚士で参加)

目標をもってゲームをプレイするというのはなかなか貴重な体験で、時間はかかったけれどすべてを終え、なんともいえない達成感を味わうことができた。

予習をして臨んで、体で覚えて復習というサイクルの連続。最初は難しいと思っていた各種ギミックの処理が、だんだん余裕になっていく感覚はとても不思議なゲーム体験だった。

特に最後のアルファ編零式は、デルタ編・シグマ編と比べると明らかに難易度が一段あがっており、この感覚は顕著だった。記憶の定着とともに、広がっていく視野。同時に生まれる余裕。学習段階の進捗をここまで如実に体験できることも多くない。せっかくやりきったので、各編の感想と反省を残しておこうと思う。

デルタ編

実装は2017/7/18 パッチ4.05。

4.0からは零式に挑戦したいなと思っていたけれど、なかなか気持ちが固まらずどうしようかな。と考えていたときに、ゆっくり攻略していく固定を組むから来ない?とフレンドに誘ってもらった。踏ん切りがつかずにいたのでありがたい申し出だった。

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攻略開始は8/6、実装から約1ヶ月が経過しており、多少アイテムレベル(IL)はあがっていたけれど、一部装備に新式を購入し禁断して望んだ。(禁断したのはこの時がはじめて。)お金がものすごい勢いで飛んでいくのを実感した。それからスキルまわしも開幕でバーストできるように、薬の使用を組み込んだものに変更した。

デルタ編。1~2層はそれほど難しくなかった。しっかりと予習をして、繰り返し練習すればだんだんわかってくる。まわりのメンバーのプレイヤースキルが高かったこともありあっという間に終わった。

ところが3層から急に難しくなった。はじめて零式をまともにプレイする自分にとって明らかに怖さを感じたのはこの3層からだった。場面に応じて適切な処理を行っていかないと死んでしまい、自分の失敗を引き金にパーティが壊滅する。ギミックの種類の多さに翻弄されパーティメンバーに迷惑をかけてしまった。召喚士として参加していたので、リミットブレイクをキャスが放つ瞬間はいつも緊張したし、マインドジャックという指定方向への強制移動+散開というギミックに最後まで苦戦した。

結局挑戦から3週目でクリアすることができた。当初の固定の目的が3層までだったこともあり、しばらくは3層までの消化を繰り返しILを上げていった。

平均ILが当時の最高値である340に近くなった11月、ようやく4層に挑戦を開始した。固定メンバーではなかなか行けなかったので4層は、フレンドと一緒に練習に行かせてもらった。

当たり前だけれど、4層は3層より遥かに難しかった。3層までを超えて多少零式の難易度にも慣れ、自信もついてきたところだったけれど、前半からいきなり心折れる難易度だった。見えない位置にあるブラックホールに触れてしまい、突然の死を何度も経験した。

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それでもようやく、11/19に前半をクリア。ついにネオエクスデスとの対面を果たした。この時のネオエクスデスの暗闇から空間をこじ開けて登場する演出には鳥肌が立った。これまで色々なボスと戦ってきたけれど、やっとの思いでたどり着いた蓄積した想いも相まって実に記憶に残る登場だった。(音楽も憎らしいほどかっこいい入り方をする)

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もうひとつ、記憶に残っているのは後半ネオエクスデスの繰り出してくる、「グランドクロスオメガ」という技への対処。何度も動画を見てシミュレーションしたけれど、いざ対峙すると全然動けない。デバフの種類に応じて動きが毎回変わるところまではわかる。でもさらにその先に2択の連続。移動位置をミスって死ぬ、落ちる、石化する。と失敗のオンパレード。自分はうまく動けてもほかの誰かの一瞬の判断遅れで壊滅する。何で壊滅してることがわからないこともしばしば。なかなか頭の処理が追いつかなかった。

そして火力にも苦戦した。時間切れを見てから、残り12%、7%、4%、1%、1%、1%と何度もあと数%の壁に弾かれた。恥ずかしい話だけれど、4層の火力不足で、初めてコンテンツに合わせてスキル回しを変えた。それまではほとんど火力を意識することなくプレイしていたけれど、この頃から火力について意識が向くようになった。

ようやく踏破したのは11/26。初めての零式4層突破にテンションが上がりすぎてPCの前で絶叫した。後半にたどり着いてからは1週間程度でクリアしてしまったが、4層挑戦開始から実に3ヶ月もかかった。(実際は挑戦してない期間が1ヶ月くらいあった)。その後3層までの固定のメンバーとも再挑戦し、解散直前の最終活動日に無事クリアできたことも思い出深い。

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初踏破後は調子に乗って絶バハムートを覗きに行ったりもした。

シグマ編

実装は2018/1/30 パッチ4.2。

デルタ編の固定解散を受けて、野良で参加。シグマ編実装から3週目のタイミングで攻略をスタートした。1~2層は引き続き簡単であっという間に突破できた。難しくなったのはやはり3層から。ウィルスの受け渡しギミックやミサイルを避けながらの散開もハラハラしたけれど、次にくるギミックを確実に記憶していなければいけないタイムラインに苦戦。プレイ中は常にサブモニタに、タイムラインのパタンを表示して戦っていた。でもこのサブモニタアイデアに一部記憶を肩代わりしてもらう策は、なかなか有用だった。どうしても苦手だったり記憶のメモリが追いつかない部分を補完してもらえる。

結局3層は約3週間ほどでクリアし4層に到達。このあたりまでは前回の固定とほぼ同じペースだった。別のゲームを遊びながら約1ヶ月かけてILをあげ、挑戦を開始したけれど、前半が全く越えられない。乗る乗らないを記憶しつつ安置向かってふっ飛ばされて移動するって。難しすぎでは…とギミックに翻弄され、前半時間切れまではいけていたものの、一旦攻略を中断。別のゲーム(二ノ国Ⅱ)が楽しくなっちゃったというのもあったけれど。

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この頃からプレイ環境をアップデート。4Kモニタのウィンドウモードで横幅を広げて視野を確保。120分戦い抜くこともあったけれどさすがに120分やりきるとつかれる…。

やばい、やらないと。と本腰を上げたのはパッチ4.4のスケジュールが発表された9/3頃。パッチまでは残り2週間というタイミングだった。改めてギミックを理解するために攻略動画の図版をすべて画像にしてタブレットに保存。移動中や仕事の昼休みにを使い、イメージトレーニングを繰り返した。クリアできたのは9/8。最難関ギミックの妖星乱舞にはそれほど苦戦しなかったけれど、スリースターズの判断は最後まで怪しかった。

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クリア済みフレンド複数人に支援してもらいなんとかクリア。結局4層で入手できる武器も胴装備もとれていない。。

アルファ編

実装は2018/9/18 パッチ4.4。

挑戦を開始したのは約2週間後の9/30。装備にかけるお金を少しでも減らすべく、ノーマル編で取れるオミクロン装備と、創世の脚装備を取り、残りの部分を新式にして禁断し挑戦することにした。引き続き固定を組む時間的な猶予はなく、今回も野良で挑戦した。ぼんやりと考えていたのは年内の4層クリア。

デルタ編シグマ編の傾向から1層は初日突破できると踏んだけれど、なかなか火力が足りない。なんとか挑戦3セット目にクリアできたけれどデルタ編・シグマ編から明らかに難易度がアップしていた。2層はさらに苦戦。縦回転・横回転はなんとか記憶できたけれど、エクサフレアと氷範囲が同時にくるギミックに大苦戦。ランダムでターゲットされる氷範囲の時は、いつも「来るな…来るな…」と念じながらのプレイだった。最終的には焦らず対処できるようになったけれど、クリアまでは10日ほどかかった。練習を重ねるうちにほぼ完璧にギミックをこなせるようになったけれど、野良で遊んでいると、とにかくミスが多く、火力不足で時間切れが多発。クリアするまでかなり大変だった。

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2層は毎週の消化でも壊滅→解散となるパターンが非常に多かった。

3層に挑戦を開始できたのは実装からほぼ1.5ヶ月経過した10/28。今振り返ると、この時期から、少し遅めに開始したことも仇になっていたように思う。この頃の1-2層消化PTの不安定さはなかなかで、まずすんなりクリアできることはなかった。トップ層はとっくに1-4層通し消化に行っていたし、まわりのフレンドの多くが1-3通し消化し4層を練習していた。つまりプレイヤースキルの高い人達の多くはすでに1〜2層の消化PTにはいなかった。3層を練習したいのに、2層の消化が終わるのが週末になることも少なくなかった。

結局3層は11/18にクリア。挑戦開始から21日ほどだった。中盤以降の攻撃は非常に激しく、こりゃやばい…と思ったけれど、タイムラインを覚えてしまえばそこまでの難易度ではなかった(DPSは)。不思議なもので、デルタ編もシグマ編も、3層はだいたい3週間かかっている。アルファ編に限って言うと、難しかったのは前述の2層までの消化だったように思う。

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オメガは最後に4層で出てくると思っていたので、ここでの登場は意外だった。でもFF5時代のオメガが忠実にアップデートされていて感動した。

そんなこんなで年内の4層クリアに向けて、よいペースで3層までを終えることができた。4層は1ヶ月はかかると予想したいので、この時点ではまだスケジュール通りに進んでいた。

そして4層。なかなか挑戦のハードルが高く、3層を3回ほどクリアし平均ILが400近くになったことでようやく挑戦を開始したのが12/1。前回シグマ編も前半は難しかったけれど、輪をかけて難しい。サイコロのギミックはすぐに慣れたけれど、一瞬の気の緩みが致命傷になるシールドオプションはかなり苦戦。

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詠唱で散開位置を意識し、散開→集合→散開→集合(ダッシュ)→解散がなかなか安定しなかった。直前に男女のどちらを殴っているかで、詠唱が見えたり見えなかったりも混乱の要因だったので、敵キャラクターの変身を見るようにしてから安定した。ようやく前半は全編に渡って安定したので、クリア目的に入って後半をめざしたけれど、序盤のサイコロギミックすら超えられないし、安定してても火力が全然足りないということもしばしば。既に後半の予習を開始していたけれど、全然前半がクリアできずにこの頃は結構やさぐれていた気がする。

結局前半は既に4層まで終えているフレンド二人にヘルプを頼み、ようやく越えたのが12/23。前半だけで3週間もかかっていた。ようやく手にした後半練習のための切符だったけれど、この時点で年内クリアは絶望的で気持ちが切れてしまった。結局年内はほぼ後半未プレイで年を越した。

それでもパッチ4.5が来る前に終えないとますます挑戦する人が減りそうだったので、元旦から心機一転後半練習に潜り込んだ。

アルファ編の4層後半は、間違いなくこれまでに経験したことのあるレイドの中では最難関だった。特に動画で予習したのにやってみたら完全に意味不明だったハローワールド。他の人の動きを見ていればなんとなく対応できる他のギミックとは違い、完全に自分が自分の意志でミスなく動かなければみんな死ぬという非常に緊張感のあるギミックだった。失敗した時に自分のミスなのか他の誰かのミスなのかもわからない。大まかな動きのイメージだけではなくタイミングタイミングで細かな位置の意識が必要で、解説動画を何十回も見て脳内で完全に動きをイメージできるようにした。

結局クリアできたのは、冬休み最後の1日の1/6。

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ハローワールド以外のギミック処理は怪しかったけれど、フレンドの支援もありなんとかクリアできた。

振り返って改めて思うのは、結果的にとても濃密で楽しい時間だったということ。子供の頃相まみえていた、FFを代表するボスモンスターたちと、再び戦えたことがなんとも嬉しかった。絶望的に強かったネオエクスデス。遊びながら殺しに来るケフカ。パニックになった殺戮マシーンのオメガ。昔の記憶は僅かしか残っていなかったけれど、造形や音楽が当時を踏襲していてテンションが高まった。

それから簡単にはクリアできない難易度の設計が改めて見事な調整だった。最初は意味不明だけれど、決して理不尽な難易度ではない。自分の理解度とプレイヤースキル。さらには一緒にプレイする仲間の理解度・スキルが組み合わさった時だけクリアする粋に達することができる。階層ごとの微妙な難易度設定も絶妙で、非常にクオリティーの高いエンターテインメントだった。

次の零式シリーズも、時間が許す限りまた挑戦してみたい。
一応キャス職DPS個人の感想だけれど難易度の順序を列挙しておく。
アルファ4層 > デルタ4層 > シグマ4層 > デルタ3層 > アルファ3層 > シグマ3層 > アルファ2層 > アルファ1層 > デルタ2層 > シグマ1層  > シグマ2層 > デルタ1層
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消化7週目でようやく取得できたオメガ武器。